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Voigtlander ULTRON 40mm F2 SL II N ASPHERICALを使ってみた

Voigtlander ULTRON 40mm F2 SL II N ASPHERICALをゲットしました。理由はNikon DFにつけたら一番カッコイイと思ったから。ほぼ見栄えだけで選んで買いました。

 

でも、実際撮ってみるとなかなかいい感じの写りをしてくれます。

 

今回は、さまざまな作例(テーブル、ネイチャー、ポートレート、猫)をご覧いただきながら、そのあたりをお伝えしていきたいと思います。

とにかく、小ぶりでクラシックニコンのイメージを踏襲する形(爪もある!)で、Dfにジャストフィット!世の中で一番好きな見た目のカメラの1つです。

 

小さくて軽い!

ちなみにCanon R5につけるとこんな感じ。アダプターの分だけ長いですね。やはり見栄えはDfにつけた時の方が圧倒的にします。

では、作例はテーブルフォト的なやつから行きますね。

 

これはとっても美味しかった旅の途中の昼ごはん。撮影はNikon Dfです。魚のおいしさが伝わりそう。

コーヒーとケーキにもちょっとした趣が出ます。

ガラスと水の透明感が美しいですね。

さて、こちらはCanon R5につけて撮ったものです。Dfより色は鮮やかに出るような気がします。

 

赤の発色が好きですねー。

さて、ネイチャーっぽいのにいきたいと思います。こちらはDfで撮ったもの。

柑橘。逆光でのボケは大好きな部類。

 

こちらもDfで撮影。空と赤い味のコントラストがいい感じです。

空を覗き込む感じで!

では、ポートレートでの作例をご覧ください。モデルは水無月いとさん。

 

ここから先の写真はカメラボディは全て、Canon R5です。

 

背後のボケはクラシックなレンズならではのもの。解像度もポートレートはこれくらいで十分。自分好みの写真となりました。

色味が出て欲しい部分もちゃんと出せます。やっぱり赤の発色がいいですね。

逆光だとこんな感じになります。サークル状のフレアが美しい。

フィルム写真のようなやさしい描写も持ち合わせている気がしました(気がするだけかも。。)

では、最後、猫の作例をいってみましょう!

 

どうでしょうか。猫の可愛さはそのままに、背景ボケなどに味が出ている感じですかね。

見上げる猫の瞳がたまらん。。(描写に関係のないコメントですみません。。)

さて、まとめです。

 

ここ最近、Canonの最新レンズばかり使っていたので、特にRF85mm F1.2やRF70-200F2.8の隙のない(現時点では)完璧な写りに酔っていましたが、久々にこういうレンズでちゃんと撮ってみると、「これで十分かもなー」という思いが強くなってきました。

 

ポートレートでは、むしろこっちの方が味や趣が出て、自分の好みに合うような気さえしてきました。

 

ただ、最新カメラのガチピンAFに慣れてしまうと、ピントが甘くなりがちなことについては、「どうにかならんかなー」と思ってしまいますかね。。昔はあまり気にならなかったのですが。。Sonyだったら、AFアダプター使えばいいんですかねー。

 

最近の好みとしては、コントラストや解像度などはある程度欲しくて、でもクラシックな味は残っていて欲しいって言うと、うん10年前のオールドレンズよりは、この辺りのレンズがちょうどバランスが良いですね。

 

なにより、軽い、安い!

 

欲を捨ててカメラ出家すれば、α7IIあたりに、このUltronなんかのMFレンズで全て撮り切っちゃうみたいな遊びで満足できるかも。

 

まだまだ、旅は続きます。