Hugo Meyer Kino Plasmat 25mm f1.5 。Hugo Meyerはフーゴマイヤーと読むらしい。ドイツの会社らしい。また、当時、カール・ツァイスのレンズ設計者だったパウル・ルドルフという人が設計したらしい。1920年代に製造されていたらしいという、ぼやっとしたウンチクはさておき、雑誌やなんやで見るその作例は、幻想的で絵画のようでとても素敵でしたので、色々と探したあげく、ゲットしてしまいました。

Hugo Meyer Kino Plasmat 25mm f1.5 のイメージサークルは、APS-C でわずかにケラれる程度。FUJIFILMのX-Pro1に装着するとめっちゃカッコ良いです。テンション上がる。ちなみに、Cマウントでマウントアダプターで装着です。

では、いつものようにポートレート作例からどうぞ。

紅葉がグルグル

紫陽花もグルグル

スナップ系の作例を何枚かごらんください。
桜です。空の青もまあまあ綺麗に出ました。

Hugo Meyer Kino Plasmat 25mm f1.5 で写すと、ただのドラム缶がこんなにムーディーに。まさに魔法のレンズ。

緑もとても美しくでますね。微妙な滲みが素敵。

太陽に向けるとサークル型のゴースト。

水面も素敵に。Hugo Meyer Kino Plasmat 25mm f1.5 は、とても100年近く前のレンズとは思えないですね。

自転車を写すだけで、こんなにも郷愁を感じる描写に。

Hugo Meyer Kino Plasmat 25mm f1.5 は、レンズを通して写した風景が、まるで絵画のように美しく幻想的になるような気がします。
そして、それが100年近くも前のものだなんて、技術や科学ではない、偶発的ななにかが、時を超えて、デジタルカメラと出会い花開いた。そんな浪漫(!?)を感じます。