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LUMIX S5IIを導入しました

実はこの度、突然ですが、LUMIX S5IIを導入しました。なぜこの機種だったのか、第一印象どうなのかなど、書いてみたいと思います。

前回のブログにも書いた通り、最新レンズの写りがどうももやもやしていたので、昔のオキニレンズのSIGMA 35mm F1.2 DG DN Artを導入することに決めました。

 

ただ、SIGMA 35mm F1.2 DG DN Artは、現在のメイン機のR5には装着できません。Sony Eマウントか、Lマウントのカメラが必要になります。ということで、カメラボディも同時導入。

 

捻くれ者の自分としては、みんなと同じのSONYになっちゃうのは寂しい、ということで、今回はLマウント。これでダメだったらもう次はSONYの軍門に降ろう!という気持ちで、Lマウントで探し始めました。

 

SIGMA FPは、電子シャッターしかない点と手ぶれ補正がない点が気になりました。

初代のLeica SLを昔使っていて色味や絵作りがすごい好きだったので、再導入か!とも思いましたが、「Leica」というブランド故に、中古でも割高で、また、今後のメンテを考えてもちょっと勇気がでませんでした(ちなみに個人的感想ですが、SL2-Sは色味や絵作り的にそこまで好きではありません。)

 

そして残ったのがPanasonicのLUMIX。 LUMIXとのお付き合いは、大昔にLX100をちょっと持っていたくらい。「LUMIX」っていうと、IT業界に身をおく人間からは、「UNIX」の派生OSの名前かいな?(LINUXとかあるし。。)みたいな感じで、やはりあまりカメラっぽいイメージのブランド名ではないので、抵抗はあったのですが、機能的にはかなりバランスが取れてきているし、動画もちょっとやってみたいと思っていたので、S5IIとか良いんじゃないか。。と思いました。

 

ただ、前モデルのS5からの静止画撮影機能グレードダウンでプチ炎上してるみたいで、ちょっと調べてみました。

 

いくつか課題があるようでしたが、自分として困るのは、連写時に(14bitから)12bit RAWになってしまう点。一番遅い連写モードでもなってしまうということで、これは今までのカメラでは聞いたことがない仕様。

 

かなり、悩んだけど、ポートレートに限るなら、連写は必須ではないし、この悪評のせいか、中古がまあまあ安かったのでポチッとしておきました。

(しかし、動物、スポーツ、鉄道、子供撮影などの人には結構致命的な制約ですね。)

 

後、ブランド名のところはすぐに墨入れをしてしまいました(LUMIX S5IIXでは元々墨がはいっているようです)

 

めでたくSIGMA 35mm F1.2 Artを装着できましたとさ。


さて、では、作例をご覧ください。

 

初導入、最初のカット(モデル:ゆうりさん)。

 

なんか色がかなり好きな感じであることに気がつきました。Lightroomでの色いじりが楽。

ほぼS5IIの提案どおり(特にフラット)。この感じは今までのカメラだと、FUJIFILMか初代Leica SL以来の感触。

白と緑が爽やかです。緑って、メーカーさんによってかなりクセが出ますよね。

 

また、2400万画素はやはり目に優しいです。

SIGMA 35mm F1.2も久々に使いましたが、やはり自分にとっては安定感がすごい。SIGMAの古いF1.4 Artだとパープルフリンジが盛大に出ますが、このF1.2はそんなには出ない(出ないことはない)です。


やや曇りの逆光。まだピーカンの逆光は試せていませんが、逆光でもAFはぼちぼち合います(モデル:じきまる。さん)。

 

とはいえ、SIGMAレンズとの組み合わせだと、普段使っているのがR5なこともあり、ややゆったり感が出ますね。

ちょっとトリミングしていますが、Carlzeiss Otus55mm F1.4の作例です。

 

MF時の拡大も自分的にはあまり問題はありませんでした。


ちなみに手ぶれ補正がまあまあ強力なので室内でも困りません(モデル:ゆうりさん)。

 

一点、自分的に気になったのはシャッター音で、最近使ったカメラの中では一番頼りない音がします。シャッター音は自分が知ってる中ではR5と初代SLが良いですね。

最後に動画ですが、動画は初心者なのであまり語れませんが、R5で動画を撮ろうとしてうまく撮れなかったことからすると、S5IIはかなり動画が撮りやすいカメラなのではないかと思います。

 

手ぶれ補正も強力です。AFは、純正でないSIGMAレンズだからか、ちょっともさっとしていますがまあ必要十分に動いてくれます。

 

V-Logで撮って後から色味をつけられます。

 

後、R5と違ったのは、動画モードにすると、シャッタースピードを1/60くらいにデフォルト設定してくれていて、あまり自分で気にする必要がありませんでした(露出を自分で調整することに専念できる)← 多分初心者ならではの感想だと思います。

 

動画については、インスタ(bluebird.7)のリールにちょこちょこ載せていますので、ぜひ、ご覧ください。

 

まとめると、

  • 自分的には、ポートレートという用途に限ると、最低限必要な機能は全部入っているバランスの良いカメラ(ただし連写の制約を除く)。
  • 色味や絵作りは好みなので、そこがこのカメラの自分的な最大の長所です(後は、SIGMA 35mm F1.2 Artが着くところ)
  • 動画は自分が初心者だからかわかりませんが、かなり撮りやすいと感じました。
  • シャッター音にこだわる人は、音を確認してからの方がよいかもしれません。

 

こうなってくると、S1Rとかも描写も試してみたい気がしますし、純正レンズの、Panasonic LUMIX S PRO 50mm F1.4あたりも試してみたいところです(評判良さそうなので)

 

R5の出番が激減なので、どうしようという悩みも。。

 

まだまだ旅の途中です。