僕の主な被写体は、猫と人(ポートレート)です。猫撮影はCANON機が撮りやすそうということで、今のメイン機は、CANON R5 です。CANON RFのレンズの中で、Webを見ていてどうしても写りが気になって仕方がなかったレンズ CANON RF85mm F1.2 L USM。
価格が価格だけに、何ヶ月か悩みましたが、ついにポチッとしてしまいました。

CANON RF85mm F1.2 L USMの重量は、約1.2kg。以前気に入って使ってたSIGMA 35mm F1.2が約1.1kgだったので、重いレンズは慣れてはいるものの、やはり手持ちで歩き回っていると腰にくる重さ。
落として壊れると涙涙なので、レンズ交換の時も丁重に扱います。
さて、それでは、ポートレートの作例からご覧ください。全て解放F1.2で撮ってます。
お花などのわしゃわしゃしたものが前や後ろにあるともうそれだけで、蕩けるようなボケが大量発生で、とっても好きな写りです。
モデル:りんごさん

ピントが合う部分は、背景までとてもくっきり映ります。現代の最新レンズってすごい。
モデル:優まおさん

奥行きのあるところでは、このとおり美しすぎるボケ具合。
モデル:伊藤尚子さん

やや逆光気味でも、何事もなく、本当に綺麗に映ります。
モデル:セイナさん

繰り返しになりますが、わしゃわしゃしたものがあると本当に絵になります。春が楽しくなるレンズですね。

わしゃわしゃ+逆光!が最高ですね。

奥行きを探しながらの撮影もまた楽し。

何気ない風景もとろんとするので、被写体が浮き上がりいい感じですね。

では最後に猫の作例をご覧ください。
夕日のホワっとした感じが良いですね。また、R5の動物瞳AFで、被写体にピントバッチリです。

尻尾の辺りからのとろんとした感じが好きな感じです。
目にピントが来てないのは、最短撮影距離より近かったからです。

網網の後ろの猫のとろけ具合がなんともいい感じです。他のレンズではなかなか出ないですね。

とういうことで、CANON RF85mm F1.2 L USM の作例をご覧いただきました。
性能というところでは本当に文句のないレンズ。あえて、無理くり注文をつけるなら以下の2点です。
① 高い!最近のカメラとレンズって、高くなりましたね。ほんの1、2年前までは半分くらいの値段のカメラに、3分の1から4分の1くらいの値段のレンズで撮ってましたからね。
②光が滲まない。性能が良すぎて光が滲むことがありません。ポートレート関連では、シーンによっては、滲んだ光が欲しくなる時も多々あり、フィルター付けようかと思ったりしてるのですが、それって、本末転倒、マッチポンプな気もちょっとしてきました(であれば、数万円くらいのオールドレンズや一世代前のレンズで良くない?と思ったり)。
ただ、やはりこの隙のない写りにはハマってしまいますね。
まだまだ、旅の途中です。